譲り受けた形見の品をペアリングとペンダントへ
リフォームにお越しになられたフィンランドご出身の旦那様と日本人の奥様。
お祖父様とお祖母様の形見のリング(K18・PT)と時計(K18)を、お二人のご結婚指輪と奥様のシンプルペンダントにリフォームされました。
結婚指輪はゴールドが良いとのことで、お持ちになられたK18のリングと時計を使用してリングを製作しました。ペンダントトップはお持ちになられたプラチナのリング枠とダイアモンドを使用して製作しました。
店頭にあるサンプルを見ていただいたところ、リングもネックレスもシンプルなデザインがいいと仰られ、シンプルなものであれば職人によるリフォームが可能な為、そちらをご提案致しました。職人によるリフォームは、地金をそのまま溶かして利用する為、思いのこもった形見をお持ちになられたお二人にはピッタリでした。
実際に職人がサンプルを見ながら製作していくのですが、リングに関してはゴールドに余りが出た場合は、ご主人のリングに全てプラスして欲しいとのことで、かなりしっかりとしたリングに仕上がりました。背の高いご主人様にとてもよくお似合いでした。奥様のリングにはダイアモンドを1石セットし華奢で可愛らしいリングに仕上がり、こちらもまた奥様のイメージにピッタリで素敵でした。
リングの内側にはお二人の記念日とそれぞれにお互いのお名前を刻印され、完全オリジナルの素晴らしい結婚指輪になりました。お二人にも祖父と祖母に守られているようだと喜んでいただき、とても感慨深かったです。
ネックレストップはプラチナ6本爪のシンプルなデザインをセレクト。チェーンはピンクゴールドの細身のアズキチェーンをご購入いただき、キラキラととても美しい輝きを放っていました。
お祖父様やお祖母様が愛用されていた物をお二人だけの新しいジュエリーに変身させていくこと、その意味を考える時、リフォームというのは精神的な面でも大きな存在となるのだなと改めて実感しました。
時を越えた貴重な体験をさせていただけたこと、私共も大変光栄に思います。ありがとうございました。
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