1月の誕生石
「ガーネット」
赤葡萄酒色の宝石として親しまれている1月の誕生石「ガーネット」。原石の見た目が柘榴(ざくろ)の実に似ている事から、ラテン語の「種」という意味を持つ「グラナトゥス」が語源とされており、和名では「柘榴石」と呼びます。赤色のイメージが強いですが、オレンジ、ピンク、緑等カラーバリエーション豊富です。
ガーネットは他の宝石と異なり、成分、性質が少しづつ違う15種類の鉱物のグループ名です。成分、性質の違うものが6種類にわかれ、例えるならそれらの成分がコーヒー牛乳のように溶け合い、中間の性質、色合いの物が存在します。(固溶体と呼びます)
★6種類の端成分
1、パイロープガーネット Ca3Al2(SiO4)3
2、アルマンディンガーネット Fe3Al2(SiO4)3
3、スペサルティンガーネット Mn3Al2(SiO4)3
4、グロッシュラーガーネット Ca3Al2(SiO4)3
5、アンドラダイトガーネット Ca3Fe2(SiO4)3
6、ウバロバイトガーネット Ca3Cr2(SiO4)3
今現在、当店で多く品揃えしてしているガーネットは、パイロープガーネットとアルマンディンガーネットの固溶体であり、通常ガーネットのイメージの赤色であるロードライトガーネット(上写真の宝石です)で、お店外のショーケースにコーナーを作っております。
他にはアンドラダイトガーネットの中でも緑色で、ダイアモンドのような輝きを放つ事からデマントイド(ダイアモンドのような)と呼ばれるガーネットのシンプルなペンダントが1点ございます。見た目の色は違いますが、どちらも同じガーネット族の宝石です。品切れしておりますが、オレンジ色の綺麗なスペサルティンガーネットも、良い物が見つかりましたら入れようと探しております。また、素敵なガーネットが入荷しましたらオススメジュエリーでご紹介いたしますのでお楽しみに♪
宝石言葉は「真実の愛」。大切な方へ、あなた色のガーネットを贈ってみませんか?